8/20(土)は『歴史学の夕べ──西洋意識Occidentalismから考え直す近代日本』

『歴史学の夕べ』のサブタイトルが先生から届きました。
研究者として飛び回り、山の学校では「現代世界史」「歴史」「ドイツ語」などのクラスを担当されている、吉川先生のオンライン特別講座です。

是非この機会にお申し込み下さい。ライブ参加できない方は、録画視聴受講のお申し込みも可能です。(事務担当 梁川)

「歴史学の夕べ ──西洋意識Occidentalismから考え直す近代日本

講師:吉川弘晃
日時:8月20日(土)16:00~17:30

 私が一貫して取り組んでいるのは、いわば「日本がいかに西洋/近代と交渉してきたか」という問題です。かの丸山眞男以来、明治以降の日本は西洋から実用的(表面的)なものしか学んでこなかったという通説がありますが、本当にそうなのでしょうか。江戸中期の洋学・国学以来、日本の人文学は西洋文化との交渉(受容・拒絶・葛藤)のなかで、独特の精神的な成果を東アジア全体に残してきたのではないか。そうした大きな問いを皮切りに、いくつかのエピソードや最新研究を取り上げつつ、「近代日本の西洋学Occidentalism」の足跡をたどっていきましょう。これから「歴史総合」(高校の日本史・世界史を綜合させた教科)を学ぶ中高生の方々にもおすすめいたします。

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