かいがB(2022-01-27)思いのままに

かいがB(2022-01-27)の記録。

この日はKちゃんがお休みで4名でした。

ひきつづき、それぞれの自由課題に取り組んでいます。

Yちゃんは、大事な人への内緒のプレゼントを製作中です。だいぶ形が見えてきました。また、以前に研究していたテキスタイルデザインを、学校の休み時間などに自由帳に書き溜めたものを見せてくれました。とても繊細なので、これからも発展させて欲しいテーマです。

Yちゃんと同じように「自然の中から見つけた材料」を用いる課題として、Fちゃんは、「自然の箱庭」を作ることを思いつきました。実は、ずっと前に、しぜんクラスで取り組んだことのあるテーマでしたが、それをまた思い出してやってみようと思ってくれたことは嬉しかったです。
この日は、仕上げに使う「サラ粉」づくり(川砂をふるいにかける作業)にハマっていました。苔も使うそうで、実際に水を張れる小さな池もつくるそうです。

Sちゃんは、大きな絵画作品に挑んでいます。モチーフのひとつ、野鳥のアカショウビンは、写真資料をもとに描きます。手の届かない野鳥だからこそ、想像力も膨らませ、鳥の成り立ちや特徴、色などについて解釈することが要求されます。是非そのことを楽しんでほしいです。

大きな画面を前にすると気負いしますから、色の試行錯誤に使う試し塗りに別の小さい紙も用意しておきます。そこでいい感じの色ができて、試し書きのつもりがなんだかとてもよい作品となりました。

K君も鳥が大好きで、これまで何度も描いてくれましたが、今日は鳥図鑑をひろげて何を描こうかと考え始めました。「薄い紙がないか」と訊ねられたので、何故かと訊ねると、トレースしたいのだそうです。トレース自体も楽しいですから大いに結構ですが、断然K君の目、頭、手を通して生まれる色や線が一番ステキだと彼に伝えました。

心のままに、思いのままに、今学期も最後までいきましょう。

(かいが担当 梁川)