『しずくの首飾り』を読む(ことば2年、2021/10/27)

福西です。

『しずくの首飾り』(ジョーン・エイキン、猪熊葉子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。

第5話の「三人の旅人たち」を読み終えました。

 

「幸せはとても近いところにある。ただ気づかないだけで」という作品のメッセージに、心が温かくなりました。

何度読んでもよい作品だと思います。

ぜひ、みなさんもお手に取ってみてください。

今回も、たくさん感想を言い合いながら読みました。

登場人物のジョーンズさん、スミスさん、ブラウンさんは、まるで子供のように無邪気です。そのことに対して、2年生の受講生の一人が、

「もっと世の中を知らないと。危ない」

とコメントしたのが、ユニークでした。

いろんな角度から感想を受けとめられるのは、作品の懐の深さだなと感じます。

次に読んだ時には、どんなことを思ってくれるのか、楽しみです。