1005 中学数学

浅野です。

最近山の学校にはラジオやその他の役割を果たすことのできるマイコンキット(?)が置いてあり、このクラスの生徒たちも興味を持っていました。こうした技術の土台には数学があるので、その学習に励んでもらいたいものです。

中1のMさんには自主的に学習をするという姿勢が見られてうれしいです。今は方程式を習っているのですが、両辺に同じ数を足したり引いたりすることは移項するのと本質的には同じであることを早くも見抜いていました。試験勉強にも主体性を発揮しています。これまでにこのクラスでやってきたプリントをもう一度やりたいのでくださいと言って来ました。よい心がけです。それをうまく活用して試験で満足のいく結果を残せるように期待しています。

中2のNさんは初めて数学の壁に突き当たっているのかもしれません。それは動点に関する一次関数の応用問題です。複雑な問題になるととても直感では解決できません。この壁を乗り越えるのか、それとも数学の難しさに打ちのめされるのか、しばらく注視します。

中3のOさんは先週までに感想を聞いていた定期試験の答案を持ってきてくれました。事前に言っていた通りで後半の20点分くらいを時間不足のために捨ててしまったのが致命的です。加えて計算ミスも散見されたのでこれだけでかなりの点を引かれてしまいます。どちらについてもこの場で改めて解きなおしてみると大した時間もかからずにかなりの程度までできました。特に分数の計算は苦手意識があるだけで実際にやってみると1, 2分で簡単に解けました。どうも試験を受けるときのメンタル面が鍵を握っているようです。