『ポリーとはらぺこオオカミ』を読む(ことば3~4年2021/5/25)(その1)

福西です。

『ポリーとはらぺこオオカミ』(ストー、掛川恭子訳、岩波書店)を読了しました。

最後のお話は、6章「オオカミの台所」と7章「短いお話」です。

ポリーがとうとうオオカミに捕まってしまい、オオカミの家に閉じ込められます。

お話のテイストは『ヘンゼルとグレーテル』。

ポリーは自分のひじをオオカミにさわらせて、こう言います。

「どう、たべごろだと思う?」

オオカミは首を振ります。

「ガリガリだ。なんてことだ。見たところは、みっしり肉がついていて、おいしそうだったのにな。」

そこで、ポリーは「太る料理」を作ります。自分は食べるふりをし、オオカミにはおなかいっぱい食べさせます。

そうやって、毎朝ひじをさわらせては「ガリガリ」であることを確かめさせます。

とうとうオオカミはしびれを切らします。

「料理法をまちがっちゃいないかい。おかあさんがやってるとおりに、やってるのかい。」

(…)

「あんたのおかあさんにきいたら、わかるだろうか」

そこで、ポリーが「待ってました」と話を誘導します。

「それは、いいことを思いついたわね。そこに気がつくなんて、さすが、りこう者のオオカミさんだこと。じゃあ、うちにかえって、あたしのやり方のどこが悪いか、おかあさんにきいてみるわ。」

と。この後どうなったかは、ご想像にお任せします。

(その2)に続きます。