0413 中学数学

浅野です。

この中学数学のクラスは新たに中学一年生の生徒を迎えて、中1~中3の生徒が揃うことになりました。基本的に学年別の課題をすることになりますが、時々数学を媒介に交流があったりして何とも言えない雰囲気です。この日も連立方程式の解き方で中2の二人が議論し、中3のOさんがコメントをし、中1のMさんがこんな難しそうなことをするのかという目で見ている場面がありました。

中1のMさんは計算が苦手だという自己申告でしたが、整数の四則演算はなかなか快調でした。全体的にしっかりとした様子です。もちろんこれから小数や分数の復習に進みますし、中学では難しいことも習います。

この日には頭をひねるような応用的な問題にも挑戦してもらいました。自分の頭で考えるという姿勢は身についているようです。そうした地力も鍛えられたらと思います。

中2のTさんは独自に連立方程式まで学習していました。しかも分数を置き換えるような難しい問題までです。理解はできているのに計算間違いのせいでおかしくなっていたことが何度かありました。理解できる限り先に進むことは歓迎しますが、足元をすくわれないように気をつけたいです。こちらで用意した図形の復習プリントは簡単そうに解いていました。

中2のNさんには中1で習った図形の問題の復習をしてもらいました。線対称と点対称から意外に苦労していました。少し手がかりをつかむとすぐにできていたので、単に忘れていたということのようです。時々このようにして思い出しておくとよいです。

中3のOさんには中2の終わりに習って試験範囲にはなっていなかった確率の分野の問題をしてもらいました。確率の基本は過不足なく数え上げることです。そして面倒だと感じたら工夫して計算するやり方を考えることです。この基本姿勢は伝えられたと思います。余った時間で他の分野の復習問題も解いてもらいました。最近問題を解くスピードが上がっているように感じます。