0126 中学数学

浅野です。

各学年の最後のほうには図形的分野が割り当てられていることが多いです。論理という面では共通していますが、これまでに習った範囲とは少し趣が異なります。

Tさんには空間図形やおうぎ形の範囲の基本問題を渡しました。おうぎ形はかなりの難所です。多くの人がここで苦労します。本質は円のどれくらいの部分を占めているかということで、図を描けば見たままなのですが、複雑な公式を見ると難しく思えます。次回にもう一度確認します。

Nさんには前回と同じような範囲で作図を中心とした平面図形の問題を渡しました。確実に全仮よりパワーアップしていて、問題が簡単すぎると言われるほどでした。ただ、「半直線」、「弧」、「弦」、「接線」といった用語がわからなくて苦労することが目立ちました。数学においてこそ、新しく導入される用語の意味をきちんとおさえることが重要です。

Oさんは平行四辺形に関する証明へと進みました。三角形の合同、二等辺三角形と証明の練習を積み重ねてきたので、平行四辺形へもスムーズに進めました。遠回りな証明をしていることもありましたが、それこそ自分の力で証明をしていることの表れです。論理さえ通っていれば問題ありません。証明問題は穴埋めではなく記述式の問題であってほしいものです。