かず5~6年A(2020/2/5)

福西です。

前半は、『算数が好きになる本』(芹沢光雄、講談社)のp123-127を読みました。

内容は、樹形図です。そこから確率の話をしました。

後半の時間は「論理パズル」を1題しました。

ギリシア神話の英雄アイアス(ア)、イドメネウス(イ)、オデュッセウス(オ)の3人の住む島は、それぞれ異なり、それぞれがサラミス島か、クレタ島か、イタカ島に住んでいます。

二人は次のように述べています。どちらも、もしサラミス島に住む者ならば真実を言い、そうでないならばうそを言います。

イドメネウス: 「オデュッセウスか? あいつならクレタ島かサラミス島に住んでいるぞ」
オデュッセウス:「アイアスなら、イタカ島に住んでいるぞ」

さて、三人の住む島は?

論理的に考えるための第一歩は、『もし』という言葉でパターン分けすることです。パターンは起こりえる「すべて」について、穴がないようにします。

もし、イドメネウス(以下「イ」)がクレタの場合

もし、イがサラミスの場合

もし、イがイタカの場合

こうすれば、パターン分けが完成します。