0602 中学数学

浅野です。

定期テストのシーズンが続きます。

さんは返却された答案を見せてくれました。すごく不満そうに見せてくれたのですが、表面的な点数はよいものでした。一番の不満は次の問題が解けなかったことのようでした。

+3-(-5)が3+5になることを説明せよ。

奇しくも数回前に話題となった、答えだけでなく説明をする問題です。これは難問です。「-5を引く」ということは「+5を足す」ことと同じだという説明が必要になります。「-10㎏の減少」が「10㎏の増加」と同じだという説明に似ています。Nさんは今ではそのことに納得しているようです。

この他は単純なミスや注意力不足のために間違えていた問題が数問あっただけです。全体として決して悪くはないでしょう。そしてこの結果に不満だというところに意気込みを感じました。その気持ちを持ち続ければさらに伸びます。

Tさんは前回の続きで、定期テストの復習を兼ねた正負の数の問題に取り組みました。累乗を含む掛け算、割り算の計算が主でした。いろいろと複合するとややこしい計算になります。今回は誤答率が高かったです。嫌になって投げ出したくなりながらも、注意深く模範解答の式変形と自分の答案とを見比べてどこで間違えたのかを確認していました。この作業がとても大事です。間違えた問題すべてに関してこの照らし合わせの作業をすると計算力は確実に上がります。

Oさんは新しく連立方程式を習ったので、まずはその練習から入りました。もう少し慣れが必要かなといったところです。文字式の証明問題を今回は2問用意して来たのですが、そのうちの1問は完全に自力で解けました!これはうれしいです。来週は定期テストの前日なので、最後の確認ができれば十分な準備ができたと言えるはずです。