ひねもす(つくる4~6年)2019/9/2

福西です。秋学期もよろしくお願いいたします。

S君が夏休みにひねもすで作品を作ってきてくれました。春学期にしたことを駆使したそうです。すごい!

足から作り始め、胴→腕→頭→尾。あごの部分に一番苦労したそうです。

 

この日は、ひねもすで橋を作り、実験しました。

 

橋には、以下の「2つの力」に対する強度を考える必要があることを説明しました。

1)重さ

2)回転力(長さ×重さ)

物の重さが同じでも、運びやすさに違いがあるのは、2)(トルクと言われる力)によります。

たとえば、物干し竿は運びにくく、ダンボール箱は運びやすいです。それは、物干し竿をフラフラと回転させる力をキャンセルするために、別途力が必要だからです。(ダンボール箱は回転しにくい)

2)の力に対し、橋はその場にじっとしようとして、曲がってしまいます。

そこで、「橋を渡す隙間×橋に乗せるA4紙の枚数」というかけ算で、橋の強度をはかりました。

最高記録はR君。40cmの隙間に490枚まで乗せることができました。

なお、ひねもす要素とは別要素ですが、T君が両側から紐で引っ張ることを思いつきました。それによって、T君とS君ペアの橋は、40cmの隙間に590枚まで乗せることができました。