0531 山の学校ゼミ(倫理)

浅野直樹です。

 

プラトンの『国家』を読み進めています。

 

この本では言葉の上で国家を建設するという作業がメインになります。教育に関して、有害図書の規制を主張する人よろしく、ギリシア神話の神々の話には不適切な部分があるので若い人に語らないほうがよいとプラトンはソクラテスの口を借りて主張します。確かにギリシア神話にあるような話は過激です。とはいえ、その主張はソクラテスらしくないなとも感じました。