ことば4~5年(2017/9/5,12)

福西です。

『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社)を読んでいます。9/12に9章『竜をたおす剣』の途中まで読みました。

「ぎしきの月」が始まりました。30組の少年少女が、1日1組ずつ、竜を相手に、「知恵の戦い」と「力の戦い」に挑みます。

悟とかおりは、4番目。

二人は次のような状況認識にあります。

・自分たちは「選ばれたもの」で、「竜をたおす剣」を持っている。

・他の少年少女も同じような剣を持っているが、それはないよりはましの「気休めの剣」である。

・自分が「竜をたおす剣」を持っていることを、誰にも言ってはいけない。なぜなら、言われた相手の「勝てるかもしれない」という希望をくじいてしまうから。

1日目の組が竜に敗れました。

悟とかおりは、これ以上犠牲者の出る前に、順番を待たずに、竜と対峙します。

しかし、自分たちの「竜をたおす剣」は、ぽっきりと折れてしまいました。

呆然とした二人を、太郎と恵美(二人は剣を持っていません)が助けます。

残りの27組の少年少女たちは、その様子を「よそよそしく」見ながら、館に去っていきます。

いよいよ佳境、「転」の部分です。

 

後半は、先週ワードバスケットという「しりとり」をしました。そのしりとりにちなんで、今週は辞書を使って、「知恵の戦い」をしました。