西洋の児童文学を読む(当番表)

福西です。

このクラスでは、要約については任意としていたのですが、今のところ毎週熱心に書いてきてくれています。ただ様子を見ていると、手書きには大変さがあるようです。そこで、長続きすることを目的に、「当番表」というものを作りました。

当番の時は必須とし、それ以外の時は任意とします。

そしてこの当番の人には、自分の要約のほかに、調べてきた語彙の意味や、テキストに線を引いた個所など、発見したことを報告してもらいます。他の人たちには、それをもとに質問したり、補足してもらいます。

来週の当番はT君です。よろしくお願いいたします。

以下がその概要です。やりながらまた修正をかけていきます。発見を共有することを楽しんでいきましょう。

発表者(報告者)の役目

1)ノート・テキストの書き込みを作る
a)意味調べ
b)ライン引き(まねしたい表現、共感した表現、物語の筋に関わる表現)
↑基本
↓洞察
c)あらすじ(要約)作り
d)作品の分析
・文章の構造(特に対比)、人物の心理、作者の意図など、発見したことなら何でも
・特に、「このページのここは、別のページのここと似ている」といった発見&報告は大歓迎!→相互参照作り
e)その他の感想(自分だったらこう書く、など)

2)参考資料・自分用のメモを作る(任意)
・興味があって自分で調べたこと(例:動物、建物、地理など)→資料
・質問されそうな内容について、事前に網を張っておく(調べたこと)→メモ

3)10分前に来て、配布物を作る(ノートや参考資料をコピーする)
4)配布資料を参加者に配布する
5)ホワイトボードの前で発表(報告)する

発表者(報告者)以外の人の役目

1)ノート・テキストの書き込みを作る
上記のa)とb)は必須ですが、c)~e)は任意です。

2)発表(報告)者に対して共感できる(クラスに参加できる)姿勢作り
・発表(報告)箇所の内容に通じておくこと
質問できるようにしておくこと(分からない言葉、作品の構造について、など)
・特に、「このページのここは、別のページのここと似ている(関係がある)と思ったけど、違う?」といった分析的な質問は大歓迎!→相互参照作り
・もし自分が発表(報告)者だったら…という視点を持つこと

3)発表(報告)者が忘れがちな、全体像の指摘