かず4~5年(2017/4/11)

福西です。今年度もよろしくお願いいたします。

新しく「論理パズル」というものを始めました。今回は、そのやり方を説明しました。

また、「論理」「仮定」「矛盾」という言葉について説明しました。

「論理」というのは、「こうなって、ああなって、だからこうだ」という理屈のことです。「仮定」は、「もし~ならば」ということです。そして、「矛盾」は「ありえない、おかしい」ということです。

【問題】

『きつね』

ここに、A、B、Cの3人の男がいます。一人はしょうや、一人はりょうし、一人はきつねがばけたものです。

しょうやは、りょうしに勝ち、
りょうしは、きつねに勝ち、
きつねは、しょうやに勝ちます。

しょうやとりょうしはかならず正しいことを言い、きつねはかならずうそを言います。三人はつぎのように話しています。

A 私はCに勝つ。
B 私はAに勝つ。
C 私はしょうやです。

さてAは、しょうや、りょうし、きつねのどれなのかを当ててください。

 

【やり方の例】 「きつねがAかBかCか」でパターン分けする

きつねがAであると仮定する。

BとCは、りょうしかしょうやなので、正直。

Cの発言「私はしょうや」が正しいことになるので、Cはしょうや。


ということは、残るBはりょうし。

Bの発言「私はAに勝つ」は、「りょうしはきつねに勝つ」の意味なので、正しい。

しかし、Aの発言「私はCに勝つ」は、「きつねはしょうやに勝つ」の意味で、正しい。これは、きつねがうそを言うことと矛盾する。

よって、最初の仮定は違うことになる。

だから、きつねはAではない。

このようにして、あとは、きつねがB、きつねがCであると仮定して、すべてのパターンを調べます。そして、矛盾のないものが答というわけです。

ほかにも、方法はいくつもあります。たとえば、

「しょうやがAかBかCか」でパターン分けする、

「りょうしがAかBかCか」でパターン分けする、

「Aがりょうしかしょうやかきつねか」で、

「Bがりょうしかしょうやかきつねか」で、

「Cがりょうしかしょうやかきつねか」で、など。

答を当てるだけなら、10分ぐらいで解けました。

そこで今度は、白紙(作文用紙)に自分なりの説明文を完成させることをしました。そこで重要なのは、答が唯一であること(パターンをすべて調べること)です。

上に書いた「きつねがAである」という仮定には矛盾が見つかったので、棄却されました。しかしこの棄却も証明には重要なパーツなので、しっかり書ききることが大事です。最初は「何で?」と思うかもしれませんが、型として身につけて下さい。

何事も一足飛びにはいかないので、練習を重ねていきましょう。

初回なので、1時間かけてじっくり書いてもらいました。

添削した答案は来週お返しします。