つくる1年(2016/10/13)

福西です。きれいな、大きなダンボールをベースに使って、そこから思い思いに夢を膨らませていきました。

E君の発案で、ブースが二つに分かれることになりました。途中お引越ししたり、お互いの家に訪問し合ったり、楽しい時間を過ごしました。窓、ドア、柱、壁、屋根、通路。いろいろなことを実現しました。

「テント」と「お家」は、せっかく作ったのですが、次に教室を明け渡す必要があるので、みんなで片づけました。すると帰り際に、

「今度はさ、みんなで一つのマンションを作ろうよ!」

「おっきなの!」

「なあ、~ちゃん、それを一緒に作らへん?」

「うん、いいよ!」

「じゃあぼく、今度、設計図かいてくる!」

「ぼくは宝箱持ってくる!」

「わたしはを持ってくる!」

という会話が聞こえてきました。

 

私はそれが、この時間に生じたことの「すべて」だと感じました。

 

次また見る夢に、新しい雪を用意しておきたいと強く思いました。