山下です。
高校生も参加し、英語の基礎特訓といった趣のクラスです。
英語を一からやり直したい、と考える気持ちは本当に尊いと思います。この気持ちにも柔軟にこたえられる点は、じつに山の学校的だと思っています。
しかし、最終的には本人の努力の持続がものをいいます。
最初のモーティべーションをいつまでも瑞々しく維持できるように、私もいろいろ工夫します。
英語はスポーツのように学ぶのが一番だと思っています。
ドリルにしても、運動部のランニングのように、グラウンドを何周も回る練習が重要です。
しかし、スポーツと一番違う点がひとつあり、そのことをほとんどの人（とくに勉強ができないと愚痴をこぼしている人）は理解していません。
大事なことを書きます。
それは・・・
スポーツだとグランドを５周し、「もう１周走りなさい」と言われたら、「へー、しんどい！」と思うでしょう。
しかし、勉強は「繰り返せば繰り返すほどしんどくなくなる！」のです。このことは、英文の音読にも言えます。繰り返すほどタイムははやくなるでしょう？
今の時代はみんなせっかちに見えます。
繰り返すことがばかばかしい、と思っているふしもあります。
もったいない。
ひたすら繰り返す。すると、スピードもアップするし、理解度もアップするし、いいことずくめなのです。
材料は簡単なほうがよいです。とくに自信のない人は。
私の言うとおり、何度もしつこく繰り返すと、やがて「簡単なことで満足できなくなる」でしょう。
「もっと難しいことに挑戦したくなる」でしょう。
そのとき、ステップアップしていけばよいのです。
以上、この日の授業のさわりを紹介しました。
ＰＳ
中3生のＳさん、英検３級合格おめでとう！