ことば3~4年(2016/4/26)

福西です。

園庭に鯉のぼりがあがっていたので、それを見に行きました。

こいのぼり およいでないけど もうきてる Ryohei

恋のぼり 黒と白が ラブラブだ Sizuku

こいのぼり 天見上げては 風を食う Michitada

 

授業では、次の狂歌を紹介しました。

江戸っ子は 五月の鯉の 吹流し

口先ばかりで はらわたは無し

この「口先」はいい意味で使われています。口ではきついことを言っても、さっぱりしていて、腹に一物持って話すことのない江戸っ子を評しています。

また、4月の終わりを、『卯月尽』(うづきじん)ということを伝えました。

 

『食わず女房』(『日本の昔話2』所収、おざわとしお編、福音館書店)という話を音読しました。

端午の節句、菖蒲とよもぎにちなんだ話です。

 

この日は「しぜん」クラスが外でたけのこ堀りをしていました。その歓声を聞きつけて、たけのこを見に行きました。

たけのこだ これはでかい たけのこだ Ryohei

 

今M君が英語に熱中しているようで、「ぼく英語で話しかけるし、先生も英語で話してきて」という時間がありました。

その話の中に、M君が落語の中では『死神』という話が好きで、お父さんは柳家小三治が好きということを言っていました。(ちなみに私は、I like Kokon tei Sintyo.と答えました)。落語にも興味があるようで、その日、山の学校が引けたあとに、落語を聞きに行くということでした。『死神』は柳家小三治の代表的な演目で、私も聞いたことがあります。お医者さんの噺です。思わぬところでつながりが見えて、なるほどと思いました。