かず5・6年

今日の論理パズルの問題です。

『巫女カサンドラ』

鍵のかかった青銅の箱が4つあり、それぞれ表に1、2、3、4の数字が1つずつ(重複なしに)刻まれています。そして箱の中には、それぞれ真珠、琥珀、金、銀が1つずつ(重複なしに)あります。そこで、必ず真実を述べる巫女のカサンドラが言いました。
「琥珀は真珠よりも、真珠は金よりも数の小さな箱の中にある(条件1)が、もし銀が1か3の箱の中にあるときは、琥珀は2の箱の中になければならず、もし銀が2か4の箱の中にあるときは、琥珀は1の箱の中になければならない(条件2)。」

さて、1~4のどの箱に何が入っているでしょうか? その答が一意(一通り)であるかどうかも示しなさい。

U君の解答
(「条件2」を利用すれば、銀と琥珀が固定できることを利用する方法)

もし銀が1か3の1だったとしよう。こはくはぜったい2で(条件2より)、(こはくよりも)真珠(と金)の方が大きい箱(であり)、金は真珠より大きいので、真珠は3で、金は4になる。(1つ完成)

もし銀が3だったら、(2の次に大きいのは4しかなく、こはくの2より大きい)真珠と金が4で重なって駄目なので、銀は3ではない。(不完成)

もし銀が2か4の2だとしたら、こはくは1(条件2より)。真珠はこはくより大きいので3か4。でも金がいるので(条件1より)真珠は3で金は4である。(成功)

もし銀が4だったら、こはくは1。真珠はこはくより大きい箱なので、2か3だけど、(金は)真珠より大きい箱に入っているので、金は3で真珠は2になる。(完成)

つまり、
1パターン目 1銀 2こはく 3真珠 4金
2パターン目 1こはく 2銀 3真珠 4金
3パターン目 1こはく 2真珠 3金 4銀。

*( )部分は私の補足で、あとは解答のままの文章(漢字も含めて)です。

N君は最後の部分を仕上げてくるために家に持ち帰っています。また持って来てくれた時にアップしたいと思います。「課せられる」とか「条件を満たすものは…」とか、本格的に書いてくれています。

(T君はみさきの家のために、残念ながら今回はお休みでした。)