4/21 かず(小3)

岸本です。

今日は雨、気分もやや陰鬱でしたが、子どもたちの声が聞こえる山の学校はいつも明るい雰囲気で、「がんばろう」という気持ちにさせてくれますね。

今回は迷路、パズル、間違い探し、そしてかけ算の百マス計算に取り組みました。

前回同様に、迷路・パズル・間違い探しのプリントを用意したところ、真っ先に「迷路!」と言って、笑顔で迷路を選んでくれました。
2種類の迷路を解いてもらいましたが、一つは難しかったようで、何度も迷いながら、「どうしよう…」と言いたげな表情で私の顔を見ることが度々ありました。
私は直接的なヒントはできるだけ出さずに、「今のは惜しかったよ、もう少しだ!」などと声をかけながら、自分の力でゴールまで行ってもらおうとしました。
かなり時間はかかりましたが、ちゃんとゴールにたどりつけた時は、とても良い笑顔をしていたように、私は思います。

続いての間違い探しは早々に解いてしまい、パズルの方に移りました。

パズルの中では、「1~4までの数字が一つずつ入ったブロックに分ける」パズルに苦戦していました。
何度も消しゴムを使って、いろいろなパターンを試して、こちらもなんとか解くことができました。
実はこのパズルには、一つコツがあります。
今回は、気づかなかったようですが、このコツに自力で気づいてもらえるよう、出題の仕方などを工夫しようと思います。

最後に百マス(実際は81マス)計算を行いました。
1~3、5、9の段は完璧でしたが、4の段の後半、そして6、7、8の段で少し間違いがありました。
そこで九九を一緒に口に出しながら、間違いを直していきました。
間違ったところも、自分で前の九九から計算して直し、もう一度口に出してから、定着を図っていきます。
次回からも百マス計算を使って、確認とより確かな定着ができればと思っています。

来週も同様の形式で行いますが、保護者の方から「時計」について扱って欲しいという申し出がありました。
確かに今日の百マス計算で「タイムを計ろうか?」と私が尋ねると、「?」といった表情を浮かべていました。
今思えば、まだ「時間」についてはよく分かっていない表れだったように、思います。
そこで、来週からは「時計」について、日常的なところから、勉強していこうと思います。