1118 小2かず

浅野です。

『山びこ通信』に書いてある他のクラスの取り組みを参考にして、本日は論理パズルに取り組みました。次のような問題です。

「うそつき村」と「正直村」がある。「うそつき村」の人は必ずうそを言い、「正直村」の人は必ず本当のことを言う。
 旅人が村にたどり着いた。その村は「うそつき村」か「正直村」のどちらかである。さて旅人は、その村の住人にたった1つだけ質問をして、「うそつき村」か「正直村」かを言い当てねばならない。何と質問すればよいか?

実はこの問題文には曖昧なところがあり、うそつき村にはうそつきしかおらず正直村には正直者しかいないのか、それともうそつき村にも正直村出身の正直者がいて正直村にもうそつき村出身のうそつきがいるのかが判然としません。後者のほうが厳しいルールですが、今回は前者の考え方でも可としました。

前者の場合だと話しかけた相手がうそつきであるか正直者であるかということさえわかればよいので、そのための質問は無数にあります。このクラスで出されたものとしては、「あなたは赤ちゃんだった頃がありますか?」、「恐竜を食べたことがありますか?」、「私は野球が好きです。あなたは私が野球好きだと思いますか?」といった質問文がありました。なかなかよく練られてあります。いろいろ考えるうちに思いついたのでしょう。

今回はいきなりにしては難しすぎたかもしれません。習ったことをきちんと理解して応用できるようになることも大切ですが、見たこともなく難しそうな問題に対してもいろいろと考えを試してみるという経験も重要だと思います。