かず1年B(金曜日5人)

福西です。
金曜日クラスの、5人チームの方の1/8の記録です。

前のエントリーに書いた『足し算パズル』を、このクラスでもいよいよ導入しました。(残念ながらこの日はNちゃんとTちゃんがお休みでしたので、プリントを郵送しました)

最初なので、特にルールの勘違いがないか気を配りながら見て行きました。でもヒントはなるべく出さずに、やりながら自分で以下のようなコツを見つけ出してもらうようにしました。以前、岸本先生のエントリーで、「五分ごとにヒントを出し、それまでの間は自分で考える」という方法を書いておられて、非常に合理的だと思ったので、取り入れさせてもらいました。

一つ目のコツは、「同じ色のマスが1つしかないところを先に埋めること」です。マスには合計の数字が書いてありますが、1マスだとそれがすなわち「そのマスに入る数字」になるからです。しかしこのことも、自分で「その方が得」と納得してもらってからでないと、楽しみが湧きません。それなので、つまっている人にだけそれを示唆するようにしました。

次に、一列のうちで2つまでマスが埋まれば、のこり1マスは自動的に決まる、ということです。たとえば2と3が埋まれば、あとは1しかありません。(そして2と3が確実にそうであれば、1が埋まることも確実です)。

そして、合計が3や5と書いてある2つのマス(□□)については、「3=1+2、5=2+3(4は考えないので、1+4はない)しかない」と考えられます。ここが一応足し算の応用に当たります。

ここまで自分で開拓してもらうと、あとはパズルの持つ楽しさが分かってきてくれたようでした。個人差はもちろんありますが、ゆっくり自分のペースを守ってもらいました。また、Mちゃんがとりわけ、この手のパズルを楽しいと感じてくれているようでした。Iちゃん、Hちゃんも、これからますます尻上がりに楽しくなっていくと予感します。

残りの時間は「神経衰弱」をしました。結果は、
Iちゃん:10組
Mちゃん:9組
Hちゃん:8組
で、非常に僅差の勝負となりました(^^)女の子もこういうゲームは結構好きみたいです。