9/28 かず6年

岸本です。

運動会シーズン。練習で生徒さんも疲れているかもしれません。
それでも、各自の課題のプリントに一生懸命取り組んでくれました。

一人の子供さんは、速さの応用問題に取り組みました。
その中には、単位が異なる文章題もありました。
例えば、100mを10秒で走る選手は時速何kmか、という問題です。
前回の教訓もあって、この種の問題は良く解けていました。
しかし、「平均の速さ」についての問題には、少し苦戦していました。
これは、ある距離または時間を一定の速さで走り、別の距離または時間を異なる速さで走った場合、全体の速さの平均を求める問題です。
平均の速さは、普通の「平均」の出し方では解けません。
それぞれの距離や時間、速さの情報から、全体の距離、時間を求める必要があるのです。
初めはそれがなかなか理解できないようでしたが、何度かヒントを出すことで、二問目を解くころにはコツをつかんでいたようです。
来週は、その続きを解いていきましょう。

もう一人の生徒さんは、小数のかけ算とわり算の文章題を、これまでのまとめとして行いました。
基本的な文章題はしっかり式を立てて解けていました。
ただ、式が複数必要な問題など、応用には少し手こずっていました。
悩んだときには、一つ一つ確認しながら進めてもらいました。
さらに、わる数が小数のわり算について、その筆算の解き方も応用として学びました。
わる数の小数点の移動や、商とあまりの小数点の位置の違いなど、難しいところもありますが、簡単な例を利用しながら覚えていきました。
来週は、その文章題にも挑戦してもらうつもりです。