ことば1~2年B(0514)

福西です。この日から、Rt君が新しくクラスに参加してくれました。

『騎士とドラゴン』(トミー・デ・パオラ作、岡田淳訳、ほるぷ社)という絵本を読みました。

51AW3PDMYBL._SS500_

この本は文字が少なく、アドリブをたくさん楽しめました。

字が少ない分、速く読もうと思えば、すぐに読めてしまうのですが、あえて生徒たちの「あ!~がある」といった色々な発見や空想の声を拾い上げて盛り上がりました。読んだ後も「面白かった~!」と満足してくれたので、よかったです。

(ちなみに訳者の岡田淳氏は、児童文学者で、ドラゴンを題材にした作品をよく書いています。特に、『二分間の冒険』(偕成社)は「この本で、本を好きになった!」という人も少なくないのではと思います。)

 

さて、暗唱では、新しい文章を紹介しました。

人はしろ

人はいしがき

人はほり

なさけはみかた

あだはてきなり

『甲陽軍鑑』(品第39)にある、武田信玄のものとして伝わっている歌です。

「人は」と3回繰り返しがあることと、短いことがおぼえやすかったようです。

孫子の兵法の暗唱で「風林火山」をしていたので、この言葉を選びました。

武田信玄が本拠地とした甲斐の躑躅ヶ崎館は、城ほどの規模はありませんでした。けれども信玄は自分が生きている間は、それを増築することはありませんでした。人を大事にすればそれが城になるから十分だということなのでしょう。

信玄は120回以上の合戦を経験し、そのうち敗れたのは3回しかなかったと言われています。また、その中でも「砥石崩れ」と呼ばれる大敗の原因となったのが、前の勝ち戦で作った「あだ」(志賀城生首三千)であり、以来そのことを肝に銘じたということです。