プロローグから旅の1日目に入りました。

 

スティーブンスは冗談を言うことが執事の職務なのかと真剣に悩みます。そして一度は主人の言葉に冗談を返してみました。

 

‘I suppose it wasn’t you making that crowing noise this morning, Stevens?’

‘More like swallows than crows, I would have said,sir. From the migratory aspect.’

 

「今朝高い声で鳴いていたのはお前ではなかったよな、スティーブンス。」

「カラスというよりツバメではないでしょうか(私はそう言ったのだろう)、旦那様、移住性の観点からしますれば。」

 

crowという言葉がかかっているのですが、これはその音を立てていたのが実際にはくず鉄を回収していたジプシーだということを知らないと機知になりません。難しすぎる冗談であって、ファラデー氏も理解できませんでした。

 

スティーブンスは冗談について悩み抜き、今では昔のように同じ職業の人に相談することもできないと嘆きます。

 

ともあれ許可をもらったスティーブンスは旅立ちます。

 

1日目の朝には見知らぬ土地の人から丘に登るようしつこく勧められます。数年もしたらどうなるかわからないのだから、脚と肺が達者な今のうちに登れと言われます。

 

I found it quite offensive and it may well have been the urge to demonstrate just how foolish his insinuation had been that caused me to set off up the footpath.

 

私はその発言がとても攻撃的だと思った。私に小道を登るよう出発させたのは、ただ単にその人の当てこすりがいかに愚かであったかを示そうという衝動だったのかもしれない。

 

it ~ that…の強調構文だということがわかれば意味が通ります。

 

そして夜はゲストハウスに泊まることになりました。(次回に続きます)

 

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