ことば3年

福西です。3年生(6回目)の記録です。

  屋根に猫 秋風すずし すまし顔  卓佐  

  屋根に猫 風にすずしく 首を振る  亨  

今週習った「手に草履」から「屋根に猫」を連想したようです。1句目は結句の「すまし顔」が見事で、短い言葉で猫らしさを捉えた良い句だと思いました(またすずし、すましという響きが良いですね)。2句目もそれにならって、俳句を作りたい!という気持ちが素直によく現れていると思いました。

今週は、「夏河を 越すうれしさよ 手に草履 蕪村」を習いました。これで6句目です。
 

今日のメインは「ひらがな五十音」第2弾をしました。濁音がある場合、たとえば「か、が、き」の順という内容です。ある生徒が、「濁音があっても最初は濁音なしで考えた方がやりやすい」と実際的な知恵を使っていたので、感心しました。その後で、「下の国の屋根」の言葉について辞書を引きました。

今週の宿題は
1)俳句6句を書いて覚えてくる
2)「下の国の屋根」(前)の書き写し(100文字程度)
です。