打てば響く

福西です。

ことば4・5年クラスのHi君が、毎週のように俳句を作ってきてくれています。しかも10枚~20枚書いてきてくれるので、今ではそれをストックするはがき入れが3冊目に突入です。しかもその3冊目は、お家で買ってもらったそうです。うれしそうに見せてくれました。見ると、それももうパンパンで、あと数枚しか入らない状態でした(笑)情熱を感じます。

俳句には一つずつコメントをつけてから返しているのですが、Hi君の俳句の数には圧倒されつつも、「よし、負けないぞ」とまるでキャッチボールをしているかのような気になれるのが嬉しいです。

ところでこの間、Hi君の作ってくれた俳句の中に「玄武洞」という言葉があったのですが、それへのコメントで「玄武洞というのは知りませんでした」と書くなり、次の週、「先生が知らへんから、書いてきた」と、作文用紙を手渡されました。そこには写真つきで以下のように、玄武洞の説明が書かれていました。

「玄武洞は、兵庫県城崎市にあります。玄武洞は、昔、火山かつどうでつくられた物で、いつくずれるかは、わからないのできけんです。その石は、六角形です。(以下写真)」

こちらが何も言わずとも、このように自分でアクションをかけるモティベーションの高さに、いたく感服いたしました。

Hi君はまるで「打てば響く」生徒です。こちらからも、お互いにそうであるような関係を作っていきたいです。