6/19 ことば3〜5年生

高木です。

創作クラスの途中経過報告です。

Kちゃんは『おやまの学校』というタイトルで、
このクラスのことをお話にしてくれています。
登場人物もそのままです。
一度見せてもらったときには、いつものクラスの様子が楽しく描かれていて、
私のブログ記事なんかより、はるかによく伝わってきました。

Y君は詩を書いてくれています。みんなは物語を書いていますが、
Y君は詩が好きなのだそうで、それならと、詩作に取り組んでもらっています。
ときどき去年R君と一緒に詩を朗読したことを楽しそうに話してくれます。
周りの女の子がみんな物語を書いていても、
ひとり詩を書き続けるY君の姿勢が素晴らしいと思います。

Aちゃんはずっと、おそらく推理小説(?)を書いてくれています。
「まだ、ないしょ!」とのことなので、題も内容はわからないのですが、
とても熱心に書いておられて、横からときどきのぞくと、
きれいな字や難しい漢字を頑張って書いてくれています。
完成が楽しみです。

Jちゃんは次々とお話を生み出してくれています。
最近の作品は、『おんがく大すき』と『にじいろなパテシェ』です。
『おんがく大すき』は、最初は仲が悪かった服飾デザイナーメゾとそのモデルベリーが、
音楽をきっかけに一つになって、最後はライブを成功させるお話です。
また『にじいろなパテシェ』は、パテシエコンテストへ向けて頑張る女の子のお話です。
コンテストでは、司会者の長ゼリフなど、見せ場がたくさんあります。
Jちゃんの作品は、脇役が充実しているのに、起承転結がしっかりしているところが、
素晴らしいところだと思います。現在執筆中の『ひめとひめ』も、楽しみです。

Rちゃんは、『I♡ハンバーガー屋さん』という作品を完成させてくれました。
ハンバーガー屋で働いていたみつきとレフは、ある日思い立って、
自分たちオリジナルのハンバーガー屋を作ります。
その腕試しに出場した「ハンバーガー対けつ」で彼女たちは見事優勝し、
その後も彼女たちのお店は大繁盛するというお話です。
物語の筋もしっかりしていますが、人物造形がとても上手くて、
それぞれの個性を手がかりに物語が展開していくところは、さすがだと思いました。