7/5 ことば3~4年A

岸本です。

先週は行えなかった『オオカミ王ロボ』の読解を行い、第二章まで読み終えました。

二週間ぶりとなりましたが、音読ではむしろ上手くなっていると感じる部分もありました。
少しずつでも、毎回声に出して読んできた甲斐があったというものでしょうか。

今回は、シートンが新たに購入した罠を工夫して仕掛けるも、ロボにすべて見破られるというシーンでした。
第二章まででは、完全にロボが優位に立ち、シートンは劣勢です。
しかし、その最後に、ロボの悲劇的な末路を案じさせる文が出てきました。
すぐに次が読みたくなってきましたが、春学期の終わりという区切りとあわせて、この第二章でいったん音読を終えました。

その後は、前回同様、俳句調で感想を述べてもらいました。
特に今回は「シートン」というお題をできるだけ使ってもらうようにしました。
時間の関係上、多くは作れませんでしたが、面白いものをいくつか紹介します。
「シートンよ ロボに負けても だいじょうぶ」
負けがこんでいるシートンを応援するという視点が、今までにないもので新鮮な一句でした。
「シートンは どくをしかけた しっぱいだ」
こちらはシートンの失敗を、実況風に読み上げてくれました。
シートンの無念さが伝わってきそうな一句です。

物語を最後まで読むことはできませんでしたが、比較的長い物語をみんなで継続的に読み進めることができたのは、よかったです。
できれば、秋学期もその続き、ロボの行く末を読み、いろいろな感想を聞かせてもらいたいと思います。