10/25 ことば3~4年A

岸本です。

山の学校に上る坂道に、柿でしょうか、赤い実がなっていました。
寒さも強まり、季節の移り変わりを感じさせますね。
このクラスでも、『オオカミ王ロボ』を読み終わるという節目を迎えました。

今回は、漢字パズルで今までで一番の盛り上がりが見られました。
漢字を組み合わせるパズルは、お互いの発言をてがかりに比較的早く解けていました。
その後、「氵(さんずい)」の漢字を探す取り組みが、前回以上に白熱しました。
辞書や漢字の本をめくりながら、相手に負けないようたくさんの漢字を探していました。
今回は、自分の知らない漢字を用いる場合には、その読み仮名も一緒に記してもらっています。
それによって、単に数を多くそろえるだけでなく、漢字自体に親しんでもらえると思います。
あまり勝ち負けに依存しすぎるのは好ましくありませんが、結果として40もの漢字を二人で見つけてくれたのは良かったですね。

その後、『オオカミ王ロボ』に取り組み、遂に最後まで読み終わりました。
捕獲された後、シートンはロボをその場で殺さず、牧場まで連れて行きました。
そこでロボは抵抗もせず、助けも呼ばず、ただ遠くを眺めていました。
そのまま死を迎えたロボに対して、シートンはもはや彼に対する畏怖の念を隠していませんでした。
ロボの遺骸は、最後にブランカの下に置かれ、物語は幕を閉じます。
この結末に、子供さんはたちは何を感じたのでしょうか。
その感想を楽しみにして、来週は物語全体の感想文を書く準備をしていきたいと思います。