将棋道場0711

百木です。
遅くなりましたが、前回の将棋道場のご報告です。

前回はAiちゃん(小1)とShoくん(年長)が初参加でした。
AiちゃんとShoくんは家でお父さんに駒の動かし方を教えてもらったらしく、ふたりとも駒の動きはほぼ完璧に覚えていました。Aiちゃんは、今回で2回目の参加になるKiちゃんと対戦して、なかなかいい勝負を繰り広げていました。ふたりとも城跡や手筋などはほとんど知らないと思うのですが、初心者特有の独創的な指し方をしていて、横から見ていても面白かったです。1時間近くの熱戦でした。

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Shoくんは中務先生や僕と駒落ちで対戦したのですが、なかなか勝てず、悔しい思いをしたようです。最後は悔しすぎて「負けました」も言いたがらない様子でした。対局のはじめと終わりにきちんと挨拶をするよう、子どもたちには繰りかえし伝えているのですが、Shoくんのように負けず嫌いで悔しすぎて「負けました」を言いたくない、という気持ちもよくわかります。思わず1年前にはじめて将棋道場に来てくれたTeくんのことを思い出しました。ShoくんもTeくんのように、この悔しさをバネにまた強くなってくれるとよいのですが。

M.YuちゃんとN.Yuちゃんはこれで3回目の参加。指し方のコツのようなものはまだまだ難しくてよくわからないようですが、ふたりとも仲良しで、一緒に指したり、それぞれのお兄ちゃんと対戦したり、先生に教えてもらったりして、将棋を楽しんでくれているようです。なんとかもう少し、指し方のコツを伝えてあげられればなぁとも思うのですが、今のうちは難しいことは考えず、とにかく将棋に馴染んでもらえればいいのかなと考えています。

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Riくんは相変わらず絶好調です。6枚落ちなら将棋道場の先生にはほぼ間違いなく勝てるようになったようで、今回は4枚落ちに挑戦していました。僕も最後にRiくんと4枚落ちで指して、ほとんど負けかけていたのですが、最後に粘っているとRiくんのうっかりミスが出て(王手に気づかなかった)、大逆転で僕が勝ちました。将棋はずっと優勢に進めていても、最後の1手を間違えるととたんに負けてしまったりするゲームです。最後まで気を抜いてはいけません。Riくんは将棋道場に来るたびに強くなっていますが、自分が将棋道場のなかで一番強いという慢心からなのか、対局中にやや集中力が散漫になってしまうのが玉にキズです。Riくんを慢心させないように、僕たち先生側も頑張らねばなりません。

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※8月は半年に一回の「将棋道場トーナメント大会」を開催する予定です(8月22日16時~)。
誰でも参加できるので、ぜひお時間あるお子さんはご参加ください。
また僕の友人の中森くん(彼は近畿・北陸オセロ名人!です)が開催するオセロ教室にもぜひご参加ください。よろしくお願いします。

山の学校8月のイベント