将棋道場

百木です。
6月27日(月)の将棋道場のご報告です。

今日の将棋道場ははじめに、服部さんがコピーしてきてくださった駒落ちの教科書を参考にしながら、6枚落ちの定跡を皆で勉強しました(服部さんいつもありがとうございます)。僕や亮馬先生はときどき子どもたちと6枚落ちで指すのですが、なかなか上手が負けることはありません。6枚もハンデがあると簡単に勝てそうに思いますが、子どもたちが先生相手に6枚落ちで勝ちきるのは結構大変なことです。
6枚落ちの定跡としては、まず端攻めをマスターするのが定番です(上手は端が一番弱いため)。今日は、棒銀+端攻めのパターンの定跡を教えました。これで子どもたちが大人相手に6枚落ちで勝てるようになってくれるといいのですが。

その後の対局では、今日は30分や1時間かけた長丁場の勝負が多かったように思います。「1局に長くかかりすぎてあまりたくさん指せなかった」という不満も聞きましたが、1局に長い時間をかけるのはいいことです。そのぶん、ひとつひとつの手を時間かけて考えているということですし、いい勝負が続くとどうしても1局の手数は長くなるものです。子どもたちの棋力が上がり、また集中力が長続きするようになってきている証拠だと思います。

今日はRiくんと山下太郎先生が平手で熱戦を繰り広げていました。1局目はRiくんが入玉して持将棋(引き分け)に、2局目はがっぷり4つの勝負(相矢倉?)の結果、最後は時間切れでこの勝負も引き分けだったようです。Riくんにとっては平手でいい勝負ができる先生に相手をしてもらえて楽しかったのではないでしょうか。

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N.YuちゃんとM.Yuちゃんも1局が1時間以上の長丁場の勝負をしてくれていました。中務先生がずっと横で指導してくださり、ふたりとも勉強になったと思います。N.Yuちゃんは今日が初参加でしたが、ふだんお父さんと動物将棋を指しているそうで、初めてでもセンス良く指してくれていました。今後の活躍が楽しみです。
隣で勝負していたMiくんとKoちゃんも1時間近くの長丁場でした。Koちゃんは「わかんなーい」と言いつつ、センスの良い攻めが光っていました。Soくんは途中かなり危なかったのですが、最後はなんとか勝ち切ったようです。Koちゃんは負けてかなり悔しかったようですが、次回以降の雪辱に期待したいところです。
僕はKaくんと6枚落ちで指しました。服部さんからのアドバイスがあって、Kaくんが6枚落ち初勝利となりましたが、アドバイスなしならまだ負ける気はしません。次回にアドバイスなしで真剣勝負で指すのが楽しみです。

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