0821 何でも勉強相談会(第8回)

浅野です。

8月に開催された何でも勉強相談会の報告をさせていただきます。

今回は中1の生徒とそのお母さんから勉強の進め方について相談を受けました。他の方の参考になることもあるかと思いますので、ここにまとめておきます。

Q1:部活などに忙しくて勉強時間を確保できないのですがどうしたらよいですか?

A1:集中力を高めることです。どうしても疲れているときなどは休めばよいですが、その分やるときは集中してやるべきです。

Q2:府立高校への進学を考えているので中1からの内申書が問われます。定期テストに取り組む際のコツはありますか?

A2:テストの間違い直しをしっかりとすることです。そうすれば自ずと弱点などがわかり、点数が伸びます。試験前には学校で用いた教材を用いてしっかりと復習するとよいです。

Q3:教材は何を用いればよいでしょうか?教科書だけだと薄すぎて不安です。

A3:基本的には教科書だけでも十分に対応できます。A2で答えましたように、定期テスト対策なら学校で使う教材を完璧にすることを目指すのが得策です。もちろん発展的な参考書や問題集は有効です。試してみたときの本人の感覚に従って使うか使わないかを決めるとまず間違いはないです。

Q4:国語の点数があまりよくありません。クラスの他の人たちは塾や教科書ガイドで対策をしてそれなりに良い点数を取っているようですが…

A4:文章の内容がわかり、自分の考えを記述することができているなら表面的な点数をそれほど気にする必要はありません。模範解答を丸暗記するよりも、本をたくさん読むなどして本当の実力をつけたほうが後で楽になります。設問で理由を聞かれると「~だから」と答えるといった、国語の試験を受ける際のテクニックはいくらかあります。

このようなやり取りをしました。これは私個人の答えですので、補足や追加、質問や訂正などがございましたらコメントをお願いいたします。

この日に来てくれた中学生の生徒たちは主に自由研究をしていました。前回の相談会の記事でも書いたイギリスについてのまとめもほぼ完成していました。また、別の生徒はある作家について調べるという課題で、宗田理についてきれいにまとめていました。下の写真です(携帯電話のカメラで撮影したので画質が悪くてすみません)。

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他には大学入試に向けて夏休みにこれまでに学習した事柄の復習を徹底的に行っている生徒からは、「数学の復習ノートが1冊半になった」という報告が聞かれました。そのおかげでかなり実力が伸びていることを実感しているようです。

次回の何でも勉強相談会は9月6日(月)の18:30~です。上記のような保護者からの相談も受け付けています。山の学校に関する問い合わせにもその場でわかる範囲でお応えし、必要に応じて担当者に取り次ぎいたします。