将棋道場(第四回)

6月28日(月)に行われた将棋道場の報告です。

将棋道場も今回で早くも第4回目です。
今回から新たに級制度を取り入れてました。

全員8級からのスタートとし、3連勝すれば7級にレベルアップ(昇級)、さらに4連勝すれば6級にレベルアップ、という仕組みです。さらに、1級差の対戦は下級者が先手・上級者が後手とし、2級差の対戦は下級者が先に2手指す、というルールを取り入れました。
こうすることで、実力差がある者どうしの対戦に多少のハンディキャップを導入することができます。さらに昇級という目標ができることで、参加してくれている子どもたちがよりやる気を出してくれれば、と考えました。

実際に子どもたちもこのルールを喜んでくれたようで、これまで以上にそれぞれの勝負に熱が入っていたように感じました。
特に2連勝してあと1勝で昇級、という対局になると指すほうも気合が入るものです。そういう場合に肩に力が入りすぎ、いつも通りの実力を出せなくて負けてしまう、ということも往々にして起こるのですが、そうやって負けてしまったときの悔しさは僕じしんも実体験からよく知っています。
昇級がかかったような重要な勝負のときこそ、リラックスして自分の実力を発揮することが必要になります。将棋道場に参加する子どもたちには、将棋をつうじて考える力を養うだけでなく、真剣勝負に取り組む体験をし、そこで自分の実力を発揮する勝負強さを身につけてほしいと考えています。

それではいつものように健哲先生に撮っていただいた子どもたちの熱戦の様子をご覧ください。

sDSCF2097.jpgsDSCF2098.jpgsDSCF2099.jpgsDSCF2101.jpgsDSCF2103.jpgsDSCF2104.jpgsDSCF2106.jpgsDSCF2108.jpgsDSCF2113.jpgsDSCF2109.jpgsDSCF2114.jpgsDSCF2110.jpg

ちなみに前回から将棋道場が終わったあとで、僕と亮馬先生の間でも真剣勝負を繰り広げています(笑)結果は前回と今回をあわせて1勝1敗の互角なのですが、なかなかいい勝負です。最近はなかなか将棋を指す機会がないのですが、やはり同じくらいの気力の人と指す将棋は楽しいですね。僕じしんも子どもたちの熱気に負けないよう、これを機会に勝負の勘を多少取り戻せればと思っています。

sDSCF1166.jpgsDSCF1165.jpg