古文講読

前川です。

「枕草子」の講読、前回は23段(岩波文庫)の後半を読みました。
古今集をめぐる宣耀殿の女御のエピソードが中心ですが、
1100首を間違いなく覚えていたというのは脚色なのか事実なのか、
しかし昔は文字よりも言葉、音で身につけていたことを考えると
まんざら虚飾とも言いがたいところです。

これを機会に、古今集をまた繙いています。

次回は24段から読みます。