山びこ通信(2010.2)の記事を転載します。

『徒然草』を最初から読み進めてきた古文講読ですが、この冬学期で全て読み終えました。全てを読み通すことにより、兼好の文体の癖や思想の特徴などが実感として見えてきたように思います。またこの随筆が古来重要なものとして読まれて続けた、その流れに私たちも加わることができたのは喜びでもありました。ご参加いただいたお二人の受講生には感謝申し上げます。

さて次学期からは中古随筆の白眉、『枕草子』をとりあげる予定です。有名な章段以外からどのような世界が見えてくるのか、楽しみしながら読みたいと思います。テキストは岩波文庫版を用い、授業では適宜その他のテキストや注解書を参照しながら読み進めます。文法事項を確認し、背景などの内容について読み込んでいきます。どうぞご参加をお待ちしています。

Share