Pares cum paribus facillime congregantur.

「パレース・クム・パリブス・ファキッリメー・コングレガントゥル」と読みます。
paresは「似ている」を意味する第3変化形容詞par,parisの男性・複数・主格です。名詞的に用いられ、「似た者たちは」と訳します。
cumは「<奪格>とともに」を意味する前置詞です。
paribusは上述のpar,paris(似ている)の男性・複数・奪格です。cum paribusで「似た者たちとともに」という副詞句を作ります。
facillimeは「容易に」を意味する副詞facileの最上級です。形容詞facilis(容易な)の最上級はfacillimus(最も容易な)で、その語尾の-usを-ēに変えるとこの形(副詞の最上級)が得られます。
congreganturは「集める」を意味するcongrego,-areの直説法・受動態・現在、3人称複数です。受動態の形で「集まる」と訳せます。
「似た者たちは似た者たちとともに最も容易に集められる(集まる)」と訳せます。
「似た者は似た者と最も容易に集まる」という意味です。「類は友を呼ぶ」という意味で理解できます。
キケローの『老年について』(De Senectute)に見られる言葉です(Cic.sen.7)。

老年について (岩波文庫)
キケロー 中務 哲郎
4003361121