Non satis est pulchra esse poemata; dulcia sunto.

「ノーン・サティス・エスト・プルクラ・エッセ・ポエマータ・ドゥルキア・スント」と読みます。
satisは「十分」を意味する不変化名詞です。
pulchraは「美しい」を意味する第1・第2変化形容詞pulcher,-chra,-chrumの中性・複数・対格です。
esseは不規則動詞sumの不定法・能動態・現在です。
poemataは「詩」を意味する第3変化名詞poemaの複数・対格です。esseの意味上の主語です(対格不定法)。
dulciaは「魅力的な」を意味する第3変化形容詞dulcisの中性・複数・主格です。
suntoは「~である」を意味する不規則動詞sumの命令法・能動態・未来、3人称複数です。
「詩は美しいだけでは十分でない。魅力的であらしめよ」と訳せます。
ホラーティウスの『詩論』に見られる表現です(Hor.A.P.99)。

詩学 (岩波文庫)
アリストテレース ホラーティウス 松本 仁助
4003360494