Divitiae apud sapientem virum in servitute sunt, apud stultum in imperio.

「ディーウィティアエ・アプド・サピエンテム・ウィルム・イン・セルウィトゥーテ・スント・アプド・ストゥルトゥム・イン・インペリオー」と読みます。
dīvitiaeは「財産」を意味する第1変化名詞 dīvitiae,-ārum f.pl.の複数・主格です(この語は複数形でのみ用いられます)。
apud は「~のもとで」を意味する対格支配の前置詞です。
sapientem は「賢い」を意味する第3変化形容詞 sapiens,-entis m. の単数・対格です。
virum は「人」を意味する第2変化名詞vir,virī m. の単数・対格です。
servitūte は「隷属状態」を意味する第3変化名詞servitūs,-ūtis f. の単数・奪格です。
sunt は「ある」を意味する不規則動詞sum,esse の直説法・現在、3人称複数です。
stultum は「愚かな」を意味する第1・第2変化形容詞stultus,-a,-um の男性・単数・対格です。この単語の次にvirum が省かれています。
imperiō は「支配権」を意味する第2変化名詞imperium,-ī n.の単数・奪格です。
「財産は賢い人のもとでは隷属状態にあるが、愚かな者のもとでは支配権の中にある(人間に対して支配権をふるう)。」と訳せます。
セネカの『幸福な人生について』に見られる表現です(Beat.26.1)。