Homines id quod volunt credunt.

2016年6月18日

「ホミネース・イド・クォド・ウォルント・クレードゥント。」と発音します。
homines は「人間」を意味する第3変化の名詞・複数・主格で、この文の主語です。
id は(確定)代名詞 is の中性・単数・対格で、関係代名詞 quod 以下の先行詞となっています。
volunt は「望む」を意味する不規則動詞 volo の現在・複数・3人称で、目的語は、id quod volunt (「(人間が)望むところのことを」)となります。
credunt は「信じる」を意味する第3変化動詞 credo の現在・複数・3人称で、この動詞に対応する主語は homines です。
「人間は(信じたいと)望むことを信じる。」という意味です。
原文は、カエサルの『ガリア戦記』第3巻18に見られる言葉で、そこには副詞 libenter (自由に)が頭についています。
この場合、「人間は、自分が信じたいと望むことを喜んで信じるものである。」という意味になります。

ガリア戦記 (平凡社ライブラリー)
ガーイウス・ユーリウス カエサル Gaius Julius Caesar
4582766641