Est profecto deus, qui quae nos gerimus auditque et videt.

2018年10月24日

「エスト・プロフェクトー・デウス・クゥィー・クゥァエ・ノース・ゲリムス・アウディトクゥエ・エト・ウィデト」と読みます。
Estは不規則動詞sum,esse(いる、ある)の直説法・現在、3人称単数です。
profectō は「確かに」を意味する副詞です。Estにかかります。
deusは「神」を意味する第2変化名詞 deus,-ī m. の単数・主格で、文の主語です。
quī は関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞はdeusです。ここでは「非制限用法」で用いられています。指示代名詞の代用とみてよいです。「そしてそれ(=神)は」。
quae は関係代名詞、中性・複数・対格です。省略されたea(指示代名詞is,ea,id の中性・複数・対格)を先行詞とします。「~ところのものを」。
nōsは一人称複数の人称代名詞nōs の主格です。
gerimus は「行う」を意味する第3変化動詞gerō,-ere の直説法・能動態・現在、1人称複数です。
audit は「聞く」を意味する第4変化動詞audiō,-īre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
videt は「見る」を意味する第2変化動詞videō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「確かに神はいる。神は我々のなすことを聞いたり見たりする」と訳せます。
プラウトゥスの『捕虜』に見られる表現です(Captivi 313)。

ローマ喜劇集 (1) (西洋古典叢書)
プラウトゥス
京都大学学術出版会