Errare humanum est.

「エッラーレ・フーマーヌム・エスト」と読みます。
errāre は「間違う」を意味する第1変化動詞errō,-āre の不定法・能動態・現在で、この文の主語になっています。不定法は中性・単数の名詞扱いをします。
hūmānum は「人間的な」という意味の第1・第2変化形容詞hūmānum,-a,-umの中性・単数・主格です。
この単語は、不定法(errare)の補語となっています。
「過ちを犯すことは人間的なことである」という意味になります。
<補足>
errāreを「過ちを犯す」と訳すのは一つの解釈です。辞書でerrōを引くと、「さまよう、心が迷う」という訳語も見つかります。文脈がないので、どれを選んでも意味は成立します。文脈は自分の人生観で補うということになります。たとえばゲーテに「人間は努力する限り迷う」という意味の名言がありますが、Errāre hūmānum.の意訳としてぴったりという気もします。