Felix qui nihil debet.

「フェーリクス・クゥィー・ニヒル・デーベト」と読みます。
fēlix は第3変化形容詞fēlix,-īcis(幸福な)の男性・単数・主格です。文の補語です。
quī は関係代名詞quī,quae,quodの男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。「~するところの者は」と訳せます。
nihil は英語の nothing に相当し、日本語で強いて訳せば「無」となります。中性・単数・対格です。
dēbet は「負う」を意味する第2変化動詞 dēbeō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「無を(nihil)負う(dēbet)」とは「借りがない、借金がない」という意味です。
「借金のない人は幸福である」と訳せます。