Hoc tempore obsequium amicos, veritas odium parit.

2014年4月4日

「ホーク・テンポレ・オプセクィウム・アミーコース・ウェーリタース・オディウム・パリト」と読みます。
hoc は「これ」を意味する指示代名詞 hic の中性・単数・奪格です。
tempore は「時、時代」を意味する第三変化中性名詞 tempus の単数・奪格です。
obsequium は「お世辞」を意味する第二変化中性名詞、単数主格です。
amicos は「友人、友」を意味する第二変化男性名詞、amicus の複数対格です。
veritas は「真実、真理」を意味する第三変化女性名詞、単数主格です。
odium は「憎しみ」を意味する第二変化中性名詞、単数対格です。
parit は「生む」を意味する第三変化動詞 pario の直接法・能動相・現在、三人称単数です。
「今の時代は、お世辞が友を、真実が憎しみを生む」と訳せます。
ローマの喜劇作家テレンティウスの言葉です(『アンドロス島の女』67-68)。

ローマ喜劇集〈5〉 (西洋古典叢書)
テレンティウス 木村 健治
4876981396