Pulvis et umbra sumus.

「プルウィス・エト・ウンブラ・スムス」と読みます。
pulvis は「ちり、ほこり」を意味する第三変化名詞、単数主格です。
umbra は「影」を意味する第一変化名詞、単数主格です。
sumus はsum (私は・・・である)の変化形で、主語が一人称複数のときの形です。時制は現在です。
「私たちは、ちりであり影である」と訳せます。
主語が複数で、補語は単数です。この表現は、私たち一人ひとりが pulvis (ちり)であり umbra (影)であると言っています。
ホラーティウスの詩に見られる表現です(carmina, 4.7.16)。
そこでは、私たち人間は死ねば塵と影に過ぎない、ということが言われています。

ホラティウス全集
鈴木 一郎
4472119013