「ベアートゥス・アウテム・エッセ・シネ・ウィルトゥーテ・ネーモー・ポテスト」と読みます。
beātus は「幸福な」を意味する第1・第2変化形容詞beātus,-a,-um の男性・単数・主格です。
autem は「しかし、さらに、ところで、さて」といった意味を表す接続詞です。
esse は不規則動詞sum,esse(である)の不定法・現在です。
sine は「~なしに」を意味する前置詞です。奪格を支配します。
virtūte は「美徳、勇気」を意味する第3変化名詞 virtūs,-ūtis f.の単数・奪格です。
nēmō はnēmō(誰も~ない)。の単数・主格です。この文の主語です。
potest は「~できる、可能である」という意味の不規則動詞 possum,posse の直接法・現在、3人称単数です。
「だが誰も美徳なしに幸福であることはできない」と訳せます。
キケローの言葉です。