「アーレア・ヤクタ・エスト」と読みます。
Ālea は第1変化名詞 ālea,-ae f.の単数・主格で、「賽、さいころ」の意味です。
jacta は「投げる」を意味する jaciō,-ere の完了分詞 jactus,-a,-um の女性・単数・主格で、ālea と性・数・格が一致しています。
完了分詞 jacta と sum の現在変化の組み合わせを直説法・受動態・完了とみなし、「~された」と訳すことができます。
ここでは主語が ālea なので sumの変化形はest となります(3人称単数)。
意味は「賽は投げられた。」です。
スエートーニウスの記したカエサル(ジュリアス・シーザー)の言葉(岩波文庫『ローマ皇帝伝』、國原 吉之助訳)として有名です(Suet.Caes.32)。