昨日は晴天に恵まれ、無事においもほり遠足を終えることができました。園児全員が一心不乱に芋掘りに集中する姿は、ほほえましいを通り越して、感動的でさえありました。年少の子どもたちも泣き言一つ言わず、黙々と掘り続けていました。

年長児の男の子は早々と自分の割り当てのおいもを全部掘り尽くし、周りの女の子のお手伝いをしたり、優しい気遣いや男らしさを感じる場面にたくさん出くわしました。

一昔前は、年少児にはおいも掘りはさすがに大変だろうという配慮から、この時期の遠足は動物園に行くことになっていました。芋掘り遠足は年中、年長のみでした。また、掘ったおいもについては、バスを降りてから解散場所の公園まで、全部自分で運ぶことになっていました(それゆえ年少児にはハードルが高かったという面もあります)。

年中児は解散場所までの距離が近いとはいえ、遠足で疲れていますし、まして年長児は木之本町から上終公園までけっこうな距離があります。この状況をみて、保護者の方々から、掘ったおいもは私たちが運びましょうか、というご提案をいただいたいのがきっかけとなり、今のスタイル(=私がレンタカーを借りて運ぶ)がスタートしました。

その結果、年少児もおいもを掘ることに専念できるなら参加できるだろう、いや、ぜひ年少児も含め、園全体で芋掘り遠足に参加したい、という具合になり、今のスタイルで定着することになったわけです。

PS
昨日は、それぞれの公園に早くお迎えに来て下さった保護者の方に、「おいも番」をお願いすることで、私たち(わたし、Ikuko 先生、Ryoma 先生)は次の行動に迅速に移れました。ありがとうございました。

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