先週末は亀岡市で開かれた京都府幼稚園連盟主催のPP2009(京都私立幼稚園教職員の運動会)があり、本園の先生も全員競技に参加しました(私は裏方)。

運動会と言っても、幼稚園単位の対抗ではなく、4つのチームに分かれての団体戦です(参加者400名超)。また、玉入れやリレーと言ったおなじみの種目は一つもありません。

というのも、この日の企画は親睦を目的としたイベントではなく、参加型の研修会に分類されるものだったからです。秋の運動会を視野に入れ、自園で使えそうなネタがないか、参加し経験することで学んで帰ります。たとえば、じゃんけん列車もひねりが入っています。運動会だけでなく、普段の保育の中でも使えるアイデアでした。

幼稚園での「遊び」と一口に言ってもその範囲は広いです。クラス全体が同じことに取り組む「設定保育」の中でも、私は「体育遊び」は大事な取り組みだと思います。複数の園の運営委員、実行委員の先生方が知恵を絞り、皆のために手の内を惜しげもなくさらし、「楽しい!」アイデアを皆に広めたい、そして各園で子どもたちが元気にあそんでほしい!という気持ちをこめて、準備され、この日を迎えました。このような催しを企画し、運営された先生方(園長先生も多く含まれる)には感謝申し上げます。

幼稚園の水曜日は半日保育ですが、午後はさまざまな勉強会、研修会が目白押しです。夏休みもしかり、です。たとえば、新規採用研修会というのがあり、数日間の泊まり込みでの研修となります。このように京都では、他府県に先駆け、個々の幼稚園の垣根を越えて連体し、個々の園の先生は自分たち全体の先生だという認識のもと、互いに先生を育て、励ます仕組みを作っています。

私も今年から及ばずながら京都府幼稚園連盟の理事として、お仕事のお手伝いをさせていただいていますが、その仕事を通じ、学ぶところがいっぱいあります。

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