私塾山の学校の目指すものは、北白川幼稚園の目指すものと同じです。ということで、山の学校のエッセイをご紹介します。

>>「子どもは大人の父である」考――山の学校の目指すもの

蛇足ながら中学一年の期末試験で「池のまわり」を「周り」と書いてバツになったことを今も複雑な気持ちで思い出します。教科書は「回り」になっているから「周り」はダメ、というのが先生の主張でした。

先日山の学校の先生と話していて、似たような思い出をお聞きしました。中学の地理で「アメリカ」と書いてバツだったので理由を尋ねると、「アメリカ合衆国」とかかないといけないとのこと。「ではフランスでなくフランス共和国と書くべきなのですね?」と反論したら、素行が悪いという評価をもらい、試験が90点台だったのに通知簿は3だったとのこと。

先生にどのように思われるか、そんなことをいつも意識しないといけない学びは本当の学びではありません。

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