今日も秋晴れの穏やかなお天気でした。今日は、朝一番から子どもたちが園庭で虫探しに興じたり、楽しそうな声がこだましておりました。

さて、今日 Ryoma 先生から、私の中では心にグッと来る話を聞きました。

今日からお相撲の土俵がお目見えしました。年中のK君は、はじめ Ryoma 先生と取り組み、相撲の感触をつかんだようすです。H君と取り組みました。惜しくも土俵の外に・・・。次々に「つぎ、ぼく」、「つぎ、わたし」と子どもたちがひっきりなしに土俵の中で取り組みましたので、最初 Ryoma 先生は K君が負けてしゃがんでいるのに気づかなかったそうですが、じつは彼は涙を流していました。

心に期するところあり(←えらい!)もう一度、Ryoma 先生に練習相手をしてもらいました。「よし、これでいける!」とばかり、ふたたびH君と対戦したそうです。ここでK君が勝っておあいこになるとよいなぁというのが大人の考えるシナリオですが(笑)、現実は厳しく、とても白熱したよい試合になったのですが、最後はまたもH君の勝ちとなりました。

K君はここで再び涙を流しました。担任の先生もその取り組みの一部始終を見ていて、上手にフォローしてくださいました。この日はここでお開きとなったそうですが、私は、K君は再び土俵に帰ってくると確信しています。

歯を食いしばり勝負に挑み、負けて(人知れず)涙を流すことができること、また、けっして言い訳をすることなく、転んでも起きあがり、何度も挑戦していく姿は立派だと思いました。

PS
私も若かりし頃はクラブ(テニス)に打ち込み、試合で負けて悔し涙を何度か流したことを思い出しました。

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